老若男女問わず必要なミネラル~亜鉛~
北千住パーソナルジム FaM gymです!
牡蠣が好きな方は、このミネラルをご存知ではないでしょうか。元気が出ない、気分が乗らない時に飲まれる栄養ドリンクにも含まれている成分。今回は亜鉛についてご紹介いたします。
亜鉛とは
亜鉛は体内に約2g存在しており、主に筋肉、骨、肝臓、眼球、皮膚などに含まれています。約300種類以上の酵素の補因子であり、ホルモンの材料や、たんぱく質の合成、免疫の反応などに関わり、大変重要なミネラルの1種です。体内で作り出す事が出来ない為、食事やサプリメントからの摂取が望まれます。代表的な食材では、牡蠣、肉、魚、大豆製品に含まれています。
期待される効果
免疫力の向上
体内のウィルスの除去には、T細胞という免疫細胞が活性化する事により行われますが、亜鉛の摂取によりさらに活性化し、免疫力の向上が見込まれます。
抗酸化作用
亜鉛は、体内の活性酸素を除去する働きのあるSODの材料になります。それにより抗酸化作用が期待されます。
成長や発育の手助け
亜鉛は、成長発育に必要な細胞分裂や、細胞の増殖に必要なミネラルです。たんぱく質・ホルモンの合成、DNAの転写と、大人だけでなく特に成長期の子供には必要であり、成長障害を起こさない為にも意識的な摂取が望ましいです。
生殖機能の改善
亜鉛は、精子の形成や、運動率に影響する事が分かっており、摂取する事で生殖機能の改善が見込まれます。
うつ傾向の改善
うつの原因としては、脳の機能が低下し、神経細胞の情報伝達がうまくいかない為とされています。
亜鉛は、神経伝達物質の増加を促す事が分かっており、摂取により、精神の安定、うつ傾向の改善が期待されます。
摂取タイミング
食事
1日の食事で意識して、肉・魚類を摂るようにしましょう。サプリメントではライフスタイルに合わせて摂るようにしてください。
摂取量
1日あたり、10~30mgを目安に摂取してみてください。
亜鉛と銅には適切なバランスがある為、上記目安に対して、銅を2~3mg摂るようにしましょう。
サプリメントで購入される際は、バランスを配慮した配合になっているか確認するようにしましょう。
※人により下痢や吐き気を催すことがある為、その際は摂取量を減らし様子を見てください。
まとめ
亜鉛は、重要なミネラルと聞いた事がある方は多いかとは思いますが、具体的な効果に関しては、是非今回の記事を見て覚えて頂けたらと思います。お悩みが解決する可能性もあるので、摂取を試してみてください。