牛乳って身体に良いの?
北千住パーソナルジム FaM gymです!
皆さんは幼少期に、「牛乳飲まないと大きくなれないよ」と1度は言われた事があるのではないのでしょうか?私も言われていたうちの1人です。その当時は、鵜呑みにしていたと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか。現在は有害説も浮上しておりますが、その点も踏まえて、メリットやデメリットについて解説していきます!
飲むように促された理由
なぜ小さい頃から飲むように促されていたか。それは、とてもシンプルな答えで、カルシウムが豊富だからです。牛乳200mlあたりのカルシウム含有量は220mgと、他の食材と比較すると明らかに多い為、これまで勧められてきました。また、手軽ですぐに摂取しやすいという点もあったと思います。
メリット
カルシウム豊富
前述の通り、牛乳は他の食品に比べて、カルシウム含有率が高く、手軽に豊富な量を摂取する事が出来ます。
骨粗鬆症の予防・改善
骨粗鬆症は加齢と共に発症率が上がっていきます。予防や改善の為にも、カルシウムは非常に重要になってくる為、含有率が高い牛乳は良い摂取源になります。
便秘改善
牛乳に含まれる乳糖は、腸内細菌によって分解される事により、腸内に水素ガスを発生させます。それにより、腸のぜん動運動が促進され、便秘の改善へと繋がります。
デメリット
骨が弱くなる
メリットには骨粗鬆症の予防改善に繋がると書いてあるのにも関わらず、なぜ骨が弱くなるというデメリットなのか。これは、カルシウムとマグネシウムの比率が関係しています。人間の体内では2:1が理想的な比率ですが、牛乳はカルシウムの比率が高すぎる為、比率のバランスが崩れ、それにより体内では不足したマグネシウムを補う為に、骨を分解してバランスを保たせようと働きます。結果的に骨を弱くしてしまうという事です。デメリットを避ける為には、追加でマグネシウムの摂取を欠かさないようにしてください。
カゼインによる害
牛乳に含まれるカゼインは、分解されづらく、消化がされないまま腸に到達してしまうと、腸の粘膜に傷をつけます。その状態が繰り返される事により、炎症を起こし、アレルギー反応を起こしてしまう事があります。食物アレルギーとしても注意する必要がある為、牛乳を飲んだ後に、代表される食物アレルギー反応があった場合には摂取はやめた方がよいでしょう。
子供には飲ませるべきか?
成長期の子供には、適切な発育の為にも、カルシウムは必須の栄養素です。ただし、昔から言われているような牛乳をどんどん飲むようにさせるのは個人的には反対です。まだ身体がしっかりと作り上がっていない子供達には、デメリットが大きく影響してしまう可能性の方が高いからです。もちろん、絶対に飲んではいけないという訳ではないですが、積極的に飲ませる必要はないでしょう。それなれば、毎食、魚介類や大豆製品からカルシウムを摂取した方が恩恵を受けやすいと考えます。要するに、牛乳に頼りすぎず、食事を充実させるべきという事になります。たまに牛乳でカルシウムを補う程度が良いかと思います。
まとめ
昔から飲めとよく言われていましたが、実際には色々と問題がある牛乳です。記載した以外にも真偽は定かではありませんが、色々と議論がされていますので、更に詳しく知りたい方は調べてみてください。もし、牛乳を飲んでいて、何故か体調が優れない方がいましたら、一度やめてみるのも良いかもしれませんね!