卵が与える健康効果
北千住パーソナルジム FaM gymです!
卵は1日1個まで、食べると心疾患のリスクが上がるなど、皆さん1度は良くない噂を聞いたことはあるのではないでしょうか。果たして実際に卵はそのような悪影響があるのでしょうか。栄養素や健康効果等、今回は卵についてご紹介いたします!
卵の栄養素
卵は、「スーパーフード」「完全栄養食」と言われる程、栄養価に優れています。100gあたり、たんぱく質が12gと豊富に含まれており、また、アミノ酸スコアが100と良質なたんぱく質の摂取源でもあります。ビタミンやミネラルもバランス良く含まれています。
※アミノ酸スコア・・・食べ物に含まれているたんぱく質量と必須アミノ酸のバランスの良さを数字で表した指標
期待される効果
筋肉量の増加
筋肉の成長にはたんぱく質は必要不可欠です。卵には良質なたんぱく質が含まれている他、たんぱく質の代謝に必要なビタミンB群も含まれている為、筋合成の効率を上げる働きがあります。
体脂肪の燃焼
卵の卵黄に含まれる物質が、中性脂肪・体脂肪の減少効果がある事が分かっています。卵を普段食べない方は、食べてみると効果を実感できるかもしれません。
脳の活性化
卵に含まれるコリンという物質は、脳の活動を高め、認知機能を向上させる働きがある事が分かっています。摂取していない群と摂取した群では、明らかな差が出たそうです。生活に取り入れる事で良い影響が起きるはずです。
卵は1日何個まで?
冒頭でもお話させて頂きましたが、卵は1日1個までと思っている方は多いのではないでしょうか。このように言われていた背景には、心疾患や動脈硬化を引き起こす、コレステロール値を上げてしまうとの事が言われていました。
しかし、現在では、そのような根拠や関連は認められなく、1日2個以上摂取した群と、そうでない群と死亡率を比べてみても、差は認められないとの事でした。
その為、個数制限を設ける必要はなさそうです。
消化・吸収について
卵は完全栄養食と言われる程、万能な食材ですが、食べ方によって消化・吸収の効率が変わります。生卵の状態では、吸収率が50%以下となり、非常にもったいないです。卵は基本的には、加熱してから食べるようにしましょう。また、ゆで卵では、半熟卵が最も吸収率が高いので、トレーニング後など、素早くたんぱく質を摂取したい場合には優れています。
日本人には馴染み深い卵かけご飯。吸収率を考えると良くはないのですが、美味しさには勝てないので、気にせず食べる事も個人的には良いかと思います。
まとめ
今回は、卵についてご紹介させて頂きました。なんとなく卵は食べ過ぎてはいけないと思っていた方は多かったのではないでしょうか。実際には何個食べても問題はないそうです。私自身1日5個以上食べる日もありますが、毎日健康に過ごせています。朝食を抜いて過ごしている方も現在は増えてきているので、夜に手軽に食べられるゆで卵を作り置きしておき、健康のために朝1個食べて出かける等してみても良いかもしれませんね。是非今回の記事お役立てください!